燃え尽き症候群にならないゴール設定
3ヶ月で〜達成。
半年で〜達成。
1年で〜成功。
など、SNSで、他人が短期間で効率的に努力を行なった結果、物事を成し遂げることが嫌でも目に留まってしまうのが現代の情報化社会である。
これらの投稿を見ることで、自分の無力感を煽り、心中の不安を呼び起こし、気分が悪くなってしまうことが少なくない。なぜなら、私は人に比べて、要領が悪く、慎重な性格で優柔不断な性格のため、人より行動に移すのが遅いからである。
これは自分の責任ではあるが、何事も行動を起こす前に調べてしまうきらいがある。
直近では、エンジニアを目指し学習を行なっていたが、基礎学習に時間をかけすぎただけでなく、PF作りにも想定以上に時間を取られてしまった挙句、PFもそんなにレベルの高い代物ではなかったため、かなり自分の中で不安があった。
そんななか、就職活動の準備をしている中で、自らのエンジニアとしての実力不足と才能がないのではないかという不安、就職後にこれまで以上の勉強量をこなす覚悟の無さを感じてしまい、やる気を失ってしまった。
当初は地元で就職することを目標にしていたため、PFの目標レベルを下げて学習していたことも今回の反省点であると言える。
そして今回、燃え尽き症候群になった原因として、
①短期間で劇的な成長を望みすぎたこと。
②プログラミングの学習を楽しめず、義務感で行ってしまっていたこと。
③目標と期限をはっきりと決めていなかったこと。
の3点が原因として挙げられると思う。
①に関しては、これまでの成功体験(大学受験、TOEIC)などでは、一旦の終わりがある分野での集中的な努力であったが、エンジニアに関しては、この点、大きく異なり、入社してからの方が勉強しないといけないので、より長期的な視点を兼ね備えた努力が必要だったと思う。
②これも、今回の燃え尽き症候群を語る上で、大きな部分を占めていたと思うが、やはり楽しくないものを長期間、勉強するのは苦役以外の何者でもなかった。自分の受動的な学習態度と学習方法、完全に1人で勉強していたのが原因だったように思える。
楽しいと感じずに一人で勉強し続ける。こんなつらいことがあろうか。
③東京で就職するかどうかをはっきりと決めずに、勉強し、いつまでに就職活動を行うかも明確に決めず、行っていたので、PFのレベルを途中で妥協してしまい、面接に自信を持って、臨めない状態になっていたのも悪影響だった。
ただでさえ、エンジニアになるには必要な学習量が多く、なってからもキャッチアップが大変な職業であるため、短期間で高い目標は掲げず、長期的な視点を持って、自分のペースで淡々とできる範囲で努力し、適度にリラックスする日も設けながら、走っていくのがいいと思いました。